日本建設工業は、火力事業や原子力事業、そして電気・機械事業を顧客とのパートナーシップを築きながら長年にわたり展開する中で、実に様々な分野でプラント建設や機械設備
工事の実績を積み重ね、多彩な施工ノウハウを蓄積してきました。
当社は、そうした技術力と顧客との信頼関係をベースに、社会的ニーズの変化や技術の進歩に対応した新しいプラント、機械設備などの建設工事を積極的に手がけています。そして、その中から数多くの需要が生まれ、新規事業として成長していくものも多数あります。
近年では、IGCCの実証設備建設工事をきっかけに、福島復興プロジェクトの一環として勿来IGCCの石炭ガス化複合発電なども手がけています。又製鉄関係では粉砕された低品位石炭、低品位鉄鉱石、バインダーを練り合わせ、成型し乾留した、金属鉄を含有するフェローコークス設備の電気工事に携わりました。これは製銑プロセスにおけるエネルギー消費量とCO2排出量を約10%削減する新しい技術です。様々な新規プロジェクト工事に参画し、環境問題に配慮した設備や、再生可能エネルギーに関する事業として、太陽光発電所建設や水素事業など将来を見据えた事業を展開することで、新たなる可能性を広げていくことです。