計画技術部

計画・技術グループ画像1
計画・技術グループ画像2

お客様・現場からの多種多様なニーズに答えられるように、専門的な技術力を駆使し、様々な業務を行っています。
また、新しい技術も積極的に取り入れており、創意工夫が発揮できる仕事となります。他社との技術力の差別化要因となる非常に重要な役割を担っています。
机上業務だけだはなく、現地に出向いて計測する業務も多くあります。出張先での美味しい特産物や文化など様々な体験が出来るのは、仕事以外の楽しみになっています。

計画技術部の柱となる3つの技術

計測技術

現場では専門的で高い計測技術が求められます。計画技術部では、3Dスキャナー、3次元計測器、ドローンを活用した、広範囲・高精度の計測を行っています。計測対象は配管・架台等の設備、ボイラー・タービン等の機器、建屋の形状、時にはプラントの装置全体まで及びます。

工場全体を3Dスキャニング
【工場全体を3Dスキャニング】
3Dスキャニングデータに新設設備の3Dモデルを組合せ
【3Dスキャニングデータに新設設備の3Dモデルを組合せ】

解析技術

設計する配管、架台等の強度評価や、3Dスキャナーで計測した大規模点群データを使って表面形状がどのように変化したか解析、定量的な評価を行うなど、多岐に渡り解析ソフトを使用しています。高い専門性と分析力、課題解決能力が求められます。

ボイラーチューブの表面形状の解析
【ボイラーチューブの表面形状の解析】
FEM解析ソフトを使用した治具の強度評価
【FEM解析ソフトを使用した治具の強度評価】

具現化技術

現場での計測結果を基に搬入工法のイメージ、設備改善のイメージ、時にはアイデアなどを他部署と連携し、情報を共有しながら2DCAD・3DCADを活用して具現化する技術です。搬入工法においては、難易度の高い工法の成立性検討を行う為に、3Dモデルを作成しアニメーションを製作する事もあります。
3つの技術の中では最もクリエイティブな業務であると言えます。

設備改善イメージ

配管技術部

配管・技術グループ画像1
配管・技術グループ画像2

配管技術部は、主に配管(火力発電所、原子力発電所)を設置するための配置計画、配管サポート、架台の設計や製作を実施しています。
また、設計するために必要となるインプット情報は、最新の現場状況を設計に反映するために、現場調査(事前に検討したルートで設置できるか?設置するための干渉物の確認(配管本体、配管サポート、換気空調設備[ダクト、ダンパ]、電気計装品[電線管・計器等]、建屋[扉、階段、手摺]))を実施し、配管設計と干渉物の撤去および復旧工事につなげています。
とくに、配管ルートが成立するまで(設計者として納得するまで)は、長期にわたって現場に滞在することが多く大変なのですが、地元ならではの美味しいものを食するのも醍醐味です。

配管技術部のお仕事

①現場調査

事前に検討した配管ルート計画を効率的に計測するための道具として、3次元レーザースキャナなどを活用しています。

②配管・サポート設計

現場調査で得られた情報をもとに配管ルート図および配管サポート設計を実施しています。

③解析・評価

検討した配管ルートで問題ないか解析プログラムにて強度確認を行い、配管系全体で問題ないことを確認しています。

④施工・検査

成立性が確認された配管ルートを基に配管図、配管サポート図等の作図を行い、工事グループにて現地工事及び各種検査を実施しています。

配管のルート計画
※プラント3Dシステムというソフトを使用し、配管のルート計画を行った画像です。そのデータから自動で配管製作図を作成する機能のあるソフトです。※新たななにもない場所へ配管を設置する場合は3Dシステムが有効です。
既設物がある中で配管ルートの計画
3Dスキャナーで建屋内を撮影すると、点群データが作成されます。AutoCADのソフトに点群データを落とし込み、配管のルート計画を行った画像です。こちらは既設物がある中で配管ルートの計画をする場合に有効となります。
募集要項はこちら キャラクター