火力部

火力グループ画像1
火力グループ画像2

火力部は、原子力発電所を除く、事業用・自家用等の化石燃料による発電設備(汽力・ガスタービン)の主要設備や環境対策設備全般の据付及びこれらのメンテナンス工事を行っています。又発電設備以外では製鉄工事や化学などの一般産業機械設備やテーマ
パークのアトラクション等の据付工事も行っています。
工事は、機械設備に関する機器全般を施工していますが、近年は環境に配慮した設備も重視されており、今後、化石燃料に変わり水素等の燃料転換を見据えた自社実証設備を設置するなど将来の工事に向けた準備を行っています。工事施工に関わる全員が安全・安心を第一に意識を持った行動で工事に取り組んでいます。
当社が施工する発電設備の多くは全国の臨海工業地帯に立地されており、プラントのスケールの大きさに圧倒され、その中で働く醍醐味を感じながら工事完了後には大きな達成感を味わうことが出来ます。また、休日には全国各地で旧所・名所巡り、海の幸を味わうことが出来、食通には嬉しい環境です。

火力部の仕事

工事を遂行するために、各種規格、基準、指針に基づく詳細な施工計画の作成や工法の改善や新工法の開発を行い、現地工事では計画に沿った施工管理で安全・品質の確保と工事進捗や収支の管理及びこれらのフォローを行っています。又国内外でエンドユーザ―を含めメーカーや電力子会社等に工事計画や施工のアドバイスを行う技術派遣も行っています。
派遣される技術員を含め全社員には各種資格取得や職能教育・派遣前教育を行い技術のスキルアップを図っています。

ガスタービン全体画像
ガスタービン全体画像
火力発電所全景 当社施工の機器配置
火力発電所全景
1煙突
2排煙脱硫装置
吸収剤により硫黄酸化物を除去する装置
3電気集塵装置
排ガス中の煤じんを高電圧によるコロナ放電を利用して補集する装置
4燃料貯槽
左はボイラからの蒸気により回転する蒸気タービン。中央は蒸気タービンにより回転して電気を起こす発電機
5脱硝装置
排ガス中の窒素酸化物をアンモニアを用い窒素と水に分解する装置
6ボイラ
様々な燃料により高温高圧蒸気を発生させる主要機器
7排水処理装置
8本館(蒸気タービン・発電機他)
左はボイラからの蒸気により回転する蒸気タービン。中央は蒸気タービンにより回転して電気を起こす発電機
9冷却塔
発電所内の機器冷却水を冷却する装置

原子力部

原子力グループ画像1
原子力グループ画像2

原子力部は、原子力発電所や研究所をはじめとする原子力施設の主要設備据付工事やメンテナンス工事、テロ・災害対策工事等を行っています。数百トンの大きな機器から直径ミリのパイプまで、取扱うものは多岐にわたります。
原子力発電所の仕事は社会的に注目度が高く、不祥事や災害・不適合等わずかなほころびが後々国際社会から信用を失うような大きな問題へ発展することもあり、工事に係わる全員が危機意識を持って行動することが求められます。

原子力部の仕事

工事をやり遂げるために最適な工法・設備・期間・人員・予算を細かく検討・計画を行います。現場でその計画に基づいて工事を進めていきます。
工事の会社ということで機械相手の仕事と思われがちですが、実際は人を相手にすることが多い仕事になります。『顧客・同僚・協力会社』の方々と強い信頼関係を結び、チームプレイで作業を進めて行きます。作業ステップ毎に決められた検査やチェックがあり、進捗や収支等の管理を行うことも大事な仕事です。
仕事柄、全国へ赴くことになりますが、テレビでしか見たことのなかった名所を巡り、そこでしか食べられない美味しいものを食べ、地元の方々との交流を深める事が至福の時です。

蒸気発生器
【蒸気発生器】
原子炉格納容器に収納される原子炉圧力容器や蒸気発生器などの主要機器の据付工事、それらにつながる配管工事などの計画・施工を行っています。原子力発電プラントの工事には厳格なルールが定められており、施工の品質はもとより、施工管理にも高い能力が求められます。
原子炉格納容器
【原子炉格納容器】
この容器は、原子炉圧力容器や蒸気発生器などの原子力発電所の心臓部を収納しています。
放射性物質の周辺への拡散を抑える重要な役割に担っているだけに高い気密性と耐圧性が求められます。当社はこれまで20基の建設を手がけており、これは日本有数の実績です。
天井クレーン
【天井クレーン】
その名の通り、天井付近に取り付けたレールの上に設置し、重い荷物を吊り上げたり、水平方向に運搬する機器です。
建設工事では、工事の初期に据えつけることが多く、据付後、官庁検査を経てその後の機器・配管据付に使用します。
基礎ボルト
【基礎ボルト】
据付機器と建屋基礎(コンクリート)を接合・固定するボルトです。コンクリート打設前に施工します。ボルトの垂直度や設定位置が、その後の出来栄えや機能に大きく影響を与えるので、慎重な作業が求められます。

電気・機械部

電気・機械グループ画像1
電気・機械グループ画像2

電気・機械部は、原子力発電所、火力発電所以外の機械工事、電気計装工事を行っています。工事の種類は幅広く発電所の電気工事、交通インフラ、上下水道などの公共設備、研究施設の工事を行っています。その中でも特異なものは、理化学研究所や放射線医学研究所、JAXA、実車風洞設備などがあげられます。また、元請会社の立場で仕事をすることも多く、様々な経験を積むことが出来ますが、その反面責任感を強く感じることもあり、やりがいと、完成した時の達成感は大きいものがあります。
電気・機械部の拠点は東京(本社)・神戸(支社)・水島の3か所です。

電気・機械部の仕事

発注図書に基づき配置計画、配線計画、各種計算を行いそれを図面化します。その資料を基に現地工事を行い試験調整まで一貫した業務を行います。現地工事では工程進捗管理、予算管理、出来形管理、安全品質管理を行う事から、高いスキルが要求されます。又重粒子や陽子線の加速器を設置する際は、超精密アライメントをレーザートラッカーで1/100mmまで計測する技術も持っています。

ETC設備
【ETC設備】
基礎作成から機器据付、配線迄一貫した工事を行っています。
太陽光発電設備
【太陽光発電設備】
事業者向けの大容量メガソーラーが主体。
受変電設備
【受変電設備】
自家発、事業用発電所の引込、トランス、GISの工事を行っています。
ホームドア
【ホームドア】
関東圏内の電鉄会社に初導入したのは、当社です。
CCTV設備
【CCTV設備】
ニュースで放映される道路の渋滞や、洪水発生時の河川氾濫情報を管理しています。
癌治療用加速器
【癌治療用加速器】
重粒子線から陽子線まで様々な加速器を施工しています。研究用加速器では元素の発見などにも貢献しています。国内実績ではトップクラスの据付数を誇ります。

建設管理部

建設管理部画像1
建設管理部画像2

建設管理部は2009年7月に新たに新設されました。設立当初の目的は、原子力の大型建設工事の開始を見据え、建設対応社員の育成と確保、資材部をサポートし建設工事向けの協力会社、資機材等の購入・整備を行っていくことにありました。
2011年3月11日の東日本大震災による事業環境の変化に伴い、建設管理部の位置づけも変化致しました。
2013年4月に建設管理部の下に見積管理センターを設置し、工事実績の収集と原価積算に必要な各種単位等の指数を整備し、原価見積の作成と各部が作成した原価見積の妥当性の確認を行っています。

建設管理部の仕事

①社員の相互派遣によるハイブリット化

原子力部、火力部、電・機部の社員を各部へ相互に派遣する事で新たな工事への対応力が磨かれ個々のスキルアップに繋がり、社員の質と量を確保出来るよう部署間の界面活性剤の役割を担っています。(社員調整会議など)
建設管理部所属の社員は3現業部署間で、主に施工管理業務に従事しています。

②参加型合同職能教育と人事交流

仮想仕様書からの物量の洗出し、洗出した物量から施工人員算出、勘定科目毎の金額の積算等の原価見積作成作業を、各部署からの参加者(事技5級と6級社員)を班分けし、共同で行う事により原価見積作成の能力と人事交流を行っています。

③工事進捗及び収支管理

個別タスク案件の幹事部署として、建設工事並びに大型改造工事等のタスク案件として取り上げられた工事の収支、工事進捗などの報告をサポートし、現場運営が滞った場合の早期支援出来るようにしています。

募集要項はこちら キャラクター