工事計画と施工管理です。工事計画では、お客さまから工事の希望や条件などを聞き、折衝案や見積もりを作成。施工管理は、着工から竣工まで工事に関わるイメージです。
担当現場によって、仕事内容も変わります。たとえば、発電所の電気工事関係の仕事は、ケーブルや電源関係が中心。現在はがんの治療器(陽子線)の実証機に携わっています。いろいろな現場を経験するなかで、さらに次のステップへと進むイメージです。
コミュニケーションの取り方です。学生時代に接する機会が多かったのは、年齢の近い人たちばかり。今思えば、視野が狭くなる原因でした。入社し、先輩社員やお客さまと関わるなかで、対人経験値が増えました。
特に工事計画においては、お客さまと話すことが仕事です。話さなければ、仕事になりません。学生時代の私は、初対面の人と話すことが苦手でしたが、仕事を経て、かなり社交的になりました。一番自分が成長したと感じる部分です。
お客さまや社内の人と、お互いの認識が合っているかどうかを逐一確認することです。特にお客さまのやりたいことを、私が誤解して受け止めてしまったら、元も子もありません。「私の認識はこうですが、合っていますか?」という話を何度も確認しながら進めます。
繰り返す理由は、忘れたり、時が経つにつれて自分の中で解釈が変わったりすることがあるため。だからこそ常に意識し心掛けておかなければいけないポイントだと思っています。
私は、とにかくゲームが大好きです。基本的に休日は1日中ゲームをしています。ゲームをするために仕事をしていると言っても過言ではありません。特にポケモンが好きです。
ただ、出張で工事現場にいるときには、工程の精査などを考えたりしています。仕事は仕事、遊びは遊び。オンオフの切替をして、メリハリをつけながら両立させています。
学生時代からインドアでゲーム好きですから、社会人になっても生活リズムは変わりません。ただ、大学時代からブレイクダンスに進んだので、体を動かす機会も多かったですね。
今の憧れは、鍛えられた体。弟が体を鍛えていて、だんだんカッコよくなっている姿を間近で見ていることもあり、刺激を受けました。私はフィットネス系やボクシング系のゲームで体を動かしています(笑)
もともと施工管理に興味があり、大学の教授の紹介を経て選びました。コミュニケーションを取ることが必要となる仕事ですが、教授と話すなかで「コミュニケーションはあまり好きではないかもしれないけれど、人としゃべることを苦にしていないね」と言われたこともあり、入社を決めました。
入社当時の希望は、電気・機械部か原子力部でした。配属された電気・機械部の人は、キャラが濃く個性的だと思います。仕様書に基づいて計画し図面化するなど、1人で完結する仕事も多いため、より個性が際立っていくのかもしれません。
新しい環境に変化するときの不安と期待は、進学も就職もほとんど同じです。職場の同僚は友達ではないため、最初は関係構築に多少苦労するかもしれませんが、気負わないでください。
社会人になったからといって、何かを始めたり、何かを諦めたりする必要もありません。現時点で何ができるかよりも、最終的に何ができるようになっているかが重要です。今できないことが、最後にできるようになっていれば、それはあなたが頑張った証だと思います。
電気・機械部 第一工事課
Bさんの1日