「現場の調査・測量」「工事計画・図面作成」です。まず、案件が発生したら測量機械や3Dスキャナーを使い、現場の寸法を測量します。そのデータを元に計画設計図を作成したら3Dのモデリングを作成し、お客さまとイメージを共有することも。
やりがいを感じるのは、思い描いたイメージ通りに現場で工事が進んだときです。もし計画通り進まなくても現場の職人さんはアレンジしてくれますが、図面を描く側としては、失敗。最後まで現場を見届けることも、私の仕事です。
最新の3D技術を活用した現場測量の経験と、自分が工事計画・設計をした図面で現場を動かす成功体験と失敗体験です。日建入社前に経験していたのは、二次元CADの使用経験のみ。新しい技術を、上司と一緒に調べたり使ったりしながら身につけています。
現場では、全体的に図面上うまく行っていたとしても「少し寸法が違った」「もう少しこうしておけばよかった」などの気づきがいくつかあるものです。メモをとり、資料を作成して部内で共有することで、次回に活かしています。
モットーは、試行錯誤、七転八起です。限られた時間のなかで、1つの工法だけでなく、別の工法を試すなど、常に多くのアイデアを出すことを意識しています。
過去には、図面を書きっぱなしの状態で、現場のアレンジ頼りになってしまったことがありました。「ちゃんと自分の図面と向き合いなさい」と叱られ落ち込んだこともありますが、現場と向き合い意識を変えるきっかけになった出来事です。
週1ペースでラジオや音楽を聴きながら、近くの公園を走っています。ドライブや旅行、ソロキャンプも趣味のひとつです。伊豆にドライブに行き、車中泊とソロキャンプをして2泊3日で帰ってきたこともあります。
あとは、好きなラーメンを食べに行ったり、YouTubeやAmazonプライムを見たり、そんな感じで過ごしています。
仕事と趣味を両立させて、キャンプや旅行を楽しむことです。休日には、リラックスして頭をスッキリさせ、日常から離れる。
そうすることでまた翌日の仕事にも意欲的に取り組むことができます。ある程度、趣味にお金をかけて楽しめることは、社会人の良さだと思います。
前職は電気工事系の仕事に就いていましたが、父から日建の中途採用パンフレットをもらい、「大学で学んだ機械設計やCADを活かした仕事ができそう」と思ったことがきっかけです。
また「設計は、設計したら終わり。次の設計に意識を向ける」という考え方もあると思いますが、現在の上司は「設計したら工事を見届けるまで何十日でも現場に行って見て来い。」というスタンスです。現場のためになるならいくらでも行けとの考えの元、自由に動ける環境に感謝しています。
工事を遂行するためには、精度の高い計画が必要です。そのため計画技術部では、3Dスキャナーをはじめ、ドローン、360°カメラ、クラウド録画型カメラなど新しい設備機器を積極的に導入しています。
計画技術部では、DX時代を追随して工事計画に取り組んでいます。他社とのコラボで新しい技術を学ぶ機会も多くあり、最新技術が身近にあります。自分の考えを持ち、のびのびと仕事がやりたい方には、うってつけの職場だと思います。
計画技術部 第一計画設計課
Kさんの1日