プラントの配管ルートおよび配管サポートの計画検討を行っています。具体的な業務内容として、配管ルート計画では、プラントの設備や機器をつなぐ配管の配置計画を検討します。また、配管サポート計画では配管ルート計画で検討した配管に、耐震性や熱による伸縮性を考慮した支持構造物の計画を検討します。
計画検討の段階では据付スペースが確保されていても、工事の段階になり別の工事で先に物が据付けされていたり、サポートの取付が困難であったりとで、計画通り進まないこともあります。
チームワークの大切さです。他社だけでなく、自社も別の工事で同じ場所に配管ルートを通すことがあります。他社の配管と干渉するならまだしも、自社同士で連携がとれていなくて干渉していたら、問題ですよね。だからこそ普段のコミュニケーションが大事です。
私が所属する第二配管設計課では、自分1人だけで取り組む仕事はありません。だから、困ったときは先輩や同僚に相談します。もちろん後輩からの質問にも丁寧に答えています。
問題が起きたときも、1人で抱え込まずに先輩に相談することです。1人で考え込んでしまうと、視野が狭まりベストな対策案はでにくいです。誰かに相談することで、考えもしなかった対策案が出てくることがあります。
ただ、相談する前に自分でやってみることも大事です。たとえば、短期間の工事の際、最初に割り振られた人数が少なかったとしても、最初から「できません」と言うのではなく、2日ほどやってみて感覚を掴む。そのうえで人員の追加や納期の延長を相談することが大切だと思います。
出張が多いため、せっかくなので観光や地元の食など、その土地ならではの楽しみ方をしています。これまでに福井・敦賀や京都・舞鶴、佐賀・唐津、愛媛・八幡浜などに行きました。他にも北は北海道、南は九州まで各地に出張する機会があるのでお気に入りの観光地を探すのも良いかもしれません。
敦賀のお気に入りスポットは、「氣比神宮」です。ちょうど「ポケモンGO」をしていた時期だったので、新たな仲間もできました。入ったグループLINEに仕事関係者の方がいたという思いがけない出会いもあります。
出張で全国各地に出かけるようになり、観光や散策を始めたことを機に、普段からも散歩やジョギングをするようになりました。
出張期間中も、ルートを決めて散策を楽しんでいます。どちらかといえば、インドア派ですが、出張先では気分転換も兼ねてできるだけ外に出るようにしています。
大学時代に興味を持っていたのはロボット関係の仕事でしたが、AutoCADと出会い、パソコン上に絵を描く楽しさを知りました。その後、図面を描くような仕事ができたら楽しいんじゃないかと思い、今に至ります。
面接の待ち時間には、先輩社員と話をしました。人当たりが良くて「こんなにいい人がいるなら、きっといい会社だ」と思ったことも決め手のひとつ。入社後の各課での研修を経て、設計業務を志望。第一希望に配属されたことを嬉しく思います。
業務内容は、配属先によって異なります。もし、やりたい仕事があるなら、配属希望をおすすめします。地元や希望条件を伝えてPRすると、融通をきかせてもらえるかもしれません。100%希望が通るわけではありませんが、まずは希望を出さないと前に進みません。
配属後に「思っていたのと違う」と感じたら、退職届を出す前に上長や人事・総務課に相談してください。1人で悩むよりも、まず相談を。
配管技術部 第二配管設計課
Tさんの1日